記事:令和3年5月18日
ー 接ぎ木 ー
接ぎ木が役立つ場面がある。成木に別の品種を接ぐときだ。品種を新しくしようとする際、苗木をつくって植え直すと収穫まで長い年数がかかるが、成木に接ぎ木すると短縮できる。簡単な方法は穂木をクサビのような形に切り、台木を割って差し込む方法。台木を三角に切り取って、そこに穂木を合わせる方法もあるようだ。台木に割れ目を入れるときは深くなり過ぎないようにして、穂木は差し込み過ぎず、切り口が見えるくらいがよいそうだ。台木の樹皮と穂木の樹皮がどこかで接するようにするのも重要のようだ。穂木を台木に差し込んだら、接ぎ木テープをして最後に癒合剤を塗っておこう。