記事: 令和元年7月1日
カキ殻と木炭で水をキレイに:
長崎市のAさんは農業の傍ら、カキの養殖もされているそうです。カキは年間1トンとれるそうですが、食べた後に捨てられてしまうカキ殻に何か使い道は無いかと考えていたそうです。
ある日、カキ殻や木炭には、水を浄化する効果があると聞きました。カキは木炭と同じく多層構造になっており、水を濾過してキレイにしてくれるとのこと。
Aさんは山間の傾斜地にある8反弱の畑でミカンやさまざまな野菜を育てており、かん水にはタンクに溜めた水を使っています。気温が高くなる夏場は水の腐りが心配だったので、さっそくカキ殻と木炭を使ってみました。
目の細かい15Kg容量のネットにカキ殻は3袋分、砕いた木炭は1袋分1000Lタンクに沈めています。使い始めて3年になりますが、水が腐ったことは一度もありません。畑の中にある作業小屋には趣味でつくった五右衛門風呂があり、キレイになったこの水を沸かして入れば、最高の気分だということでした。・・という「チョットした」お話。